情・利・理

3月1日の「となとな」も議員研修中の雑談の中でニートについて触れていましたので「雑談の園」5としておきます。

で、今夜は議員セミナーでの「雑談の園」6

私が現職の時、政治評論家の田崎史郎さんの講演を聴きに行きました。生々しいお話でとても面白いのですが、その中で印象に残ったところです。

「政治家」と呼べるのは国会議員の中でも衆議院議員。その中でも与党議員。与党議員の中でも役付の議員のこと。

政治は政治家(国会議員)という人間の営みである。

政治家の判断基準は次の3つである。

情→世話になったかなっていないか。
利→自分にとって損か得か。
理→正しいかそうでないか。

この情・利・理で行動するのが政治家の行動原理であり、その配分は情と利で50%、理が50%であると。

お話を聞いていて、いろいろご意見はあろうかと思いますが、原理主義では政治家は務まらないと言うことです。

権力がない個々の地方議員の場合は情・利・理の配分がそれぞれに異なり、地域性も加味され千差万別の議会運営となっています。

その地域の市長さんや議員さんの情・利・理の配分を計ってみるのも面白そうですね。

最後に田崎史郎さんが言われた「政治家は不遇の時に付き合ってくれたかどうかでその後の付き合いの区別をする」・・・この言葉、身にしみて同意いたします(^-^)

カテゴリー: ほっこり日常ご報告, ヒラカタ行政・政治・選挙 パーマリンク