母が認知を煩いながら脳出血で倒れて3年近くたちました。
この間、病院を退院してから老健施設を二カ所。京都松尾橋のマリアンヌがアットホームで最も落ち着いていました。
このたび妹が申し込んでくれていた地元の「サテライト型地域密着特養(注)」に入所が決まり、今日は引っ越しです。
施設を変わるときは険しい顔つきになる母でしたが、地元ということと、知り合いも居られるところなので珍しく最初から和やかです。
部屋も広くなり、昨年オープンした施設は全てが快適です。広域型特養の本体施設から数分の所にあるので連携も問題ありません。・・・と、今のところ思う(^-^) 問題があれば、またアップします。
早速、施設の忘年会が入ってきましたのでボランティア関係の集まりをキャンセルさせていただいてこちらを優先します(^-^)
懸案事項の一つが解決できたのでヤレヤレです。
(注)団塊の世代が75歳を迎える2025年に向けて、高齢者の暮らしを中心に、住まい、医療、介護、介護予防、生活支援を一体として提供できる仕組み作りが始まっています。
特養が、地域とともに共存して貢献する立場になってきた中で、より地域に根差した住まいとしての小規模な特養が「地域密着型特別養護老人ホーム」です。
定員が30人以上の広域型特養などを本体施設として、密接な関係を保つことを前提に別の場所で運営されている施設をサテライト型といいます。本体施設から原則20分以内の場所となっていて、設置されている市区町村に住んでいる人しか入所することができません。本体施設は同じ法人で運営されなければならず、特養のほか、老人保健施設、病院もしくは診療所に限られます。
サテライト型の地域密着型特養は、普及を目指す目的で人員配置基準や設備基準が規制緩和されています。例えば、特養では医師・生活相談員・栄養士・機能訓練指導員・介護支援専門員を置くことが義務付けられていますが、サテライト型地域密着特養ではおかなくてもよいことになっています。施設面では、調理室代わりに簡易な調理設備を設ければよいなどが認められています。
この施設には良くしていただいて感謝しかありません。
前は母を乗せたマリアンヌの車。最後までお世話になって