数日前、神戸で渡辺喜美さんとお会いしました。
旧みんなの党(現、大阪維新の会)現職の方々が発起人となり実現しました。したがって諸事情から大阪ではなく神戸です。
しかし、その方々の人間としての情を感じ、本当にありがたく私は心の中で両手を合わせていました。
日本の政治を裏から影響を与える官僚政治の裏も表も熟知した政治集団(旧みんなの党)に期待は大きく膨らみましたが、大阪の橋下徹さんが石原慎太郎さんと組んだことと、それに触発された渡辺さんがDHCからの自己資金で対抗選挙を行ったことが疑惑を生み解党に至ります。もちろんDHC疑惑は不起訴で終わります。
代表辞任されて2年と2か月。解党して1年有半。多少やつれられたものの渡辺節は健在。国家改革には渡辺さんの知識、経験、知恵、バイタリティーはいまだに有効と感じました。
冒頭、お会いしたとき、「いやー、久しぶりだね」とお声をいただき、私が「大阪ではみんなの党から維新に移った方々のほとんどは当選、解党後、元の無所属で戦ったものはほとんど全滅でした」と申しますと、手を握りながら「本当に申し訳なかった」と深々と頭を下げられる姿に思わず「先生も大変苦労された。是非復活を遂げてください」と本心から言葉が出ていました。
選挙を前にして、名簿順位となる衆議院の比例とは異なり、参議院選挙では直接名前を書いていただかなければならない比例での出馬。
最後に何度も「2枚目の投票用紙には渡辺よしみ、2枚目の投票用紙には渡辺よしみと書いてもらわなければ票にならないんです」と厳しい選挙となることを訴えておられました。
昨日、母の見舞いも兼ね実家に寄りました。仏壇のろうそくに火を灯そうとしましたがマッチが見当たりません。
仏壇の引き出しをゴソゴソしていて「炎」のライターを見つけました。
私がまだ元気バリバリの時のものです。渡辺さんにお会いして胸の中に小さい炎が灯ったように感じました。
捲土重来です!
小さな部屋でしたが40人弱の方が集まりギッシリでした。
渡辺節は健在です。
何度も、投票用紙の2枚目は「渡辺よしみ」と書いていただかなければ票にならないとアピールされていました。
当然ですが自費で作成した試作ライター。古いのでガス抜けと思っていましたが、仏壇のろうそくに