新たなステージ

さて、本日は議員も含め公務員の皆様にも期末手当(勤勉手当を含む・民間ではボーナス)が支給されたことと思いますので、少し現代政治系ばなしをします。

先月18日に前正副議長OB会の件をアップしました。その時「年末か新年に鳥取県庁へ赴く用事が出来た」とお伝えしました。用事とは「県の移住戦略」の件でした。

その件が、昨日の朝日新聞夕刊に「鳥取・東京お得度引き分け」として取り上げられ、同日、NHKのクローズアップ現代でも「移住1%戦略は地方を救えるか」として放映されました。

県の職員の方からはマスコミ取材が来ているよと知らせがありましたが、なにぶん、年内は仕事も政治も選挙も一切関わらない基本方針(笑)でしたので、年内訪問を見合わせていたところでした。

枚方は大都市圏の衛星都市ですので、都市基盤も住民構成も財政構造も地方都市・県とは大きく異なるため、鳥取県の施策を当てはめることは出来ません。

しかし、参考になることもあると踏んでの訪問計画でしたが、昨日の新聞とテレビでアウトラインは掴めましたので、改めて勉強をし直し、遊びも兼ねて訪問することとします。

鳥取に行かれた鷲見前議長には季節が良くなってからおじゃましますと伝えます。

さて、12月初めに枚方の新市長が3つのプロジェクトチームを立ち上げられたようです。
1.定住促進・人口誘導プロジェクトチーム
2.子どもの課題対策検討プロジェクトチーム
3.徴収率向上対策検討プロジェクトチーム
市の特別顧問に上山信一さんが就任されるようです。

上山さんは、関大阪市長の下で改革に取り組まれ、江田憲司さんとの関係で「みんなの党」との関係もお有りの方だったと思う。

あの時、堺屋太一さんを筆頭に、上山さん、原英次さん、古賀茂明さん、髙橋洋一さん、山中俊之さん、岸 博幸さん、木下 敏之さん達が江田 憲司さん率いる「脱藩官僚の会」とも呼応し、渡辺喜美さんと共にうねりを作っておられたと記憶しています。

せっかく大変忙しくレベルの高い方が特別顧問に就任されたので、出来ればマーケティング部門を開設し、従来の行政手法と民間活用のコラボノウハウも伝授していただき、職員の皆さんの「魂にふれる改革・構造改革」に踏み出していただけないものかと淡い期待をしているところです。

枚方市の行革は、橋下維新が誕生する前から、大阪府・市より先行しており、中司市政の時に改革に着手され、年間人件費約300億円から約200億円に縮減しています。

したがって、人件費を含む行革効果の「のりしろ」が小さく、その分、智恵工夫、熱い志が必要です。

枚方市の場合、まず、一刻も早く給与評価制度を見直し、やる気のある職員さんとそうでない職員さんが正しく評価を受けるようにすることが活力ある市役所への近道であるように思っています。

・・・・枚方は乱暴な給与・人件費削減から、職員さんを活かす智恵工夫が必要な新たなステージです。

高橋 伸介さんの写真 12月19日朝日新聞夕刊
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