酒の深み

ある友人に英勲で有名な齋藤酒造今季最高の酒をお渡ししましたが、梨の礫となりました。

酒をお渡しした後、何か改善が見込まれれば、次に持って行こうと思ったのが某酒屋の主人から勧められたのがこのお酒です。

1ヶ月以上冷蔵庫で保管していましたが、友人との改善が見込まれないと判断し、今日、呑んでみました。

風の森」というお酒は奈良県御所市の油長酒造という会社が作ったお酒ですが、実に不思議な味わい深い酒でした。

酒米は秋津穂を6割5分磨きです。水は超硬水で無濾過無加水の生酒です。開栓するとポン!という音がしますし、開栓後は早く呑む必要があります。

最初の一口は長期間発酵による炭酸ガスの刺激がほんのりとあり、その後、超硬水にもかかわらずマッタリ感、そして後味スッキリ!!何と不思議な感覚と美味しさなのでしょう。

友人との改善には至らず残念でしたが、久しぶりに酒の不思議な旨さを経験いたしました。私にとって、これでプラスマイナスゼロでした(笑)

風の森のお陰で「去る者は追わず来る者は拒まず」(孟子)の心境に至ることが出来ました。いつまで経っても(死ぬまで)勉強ですね(笑)

さあ、今年起こったことは今年で整理です。来年、心機一転、駅前のご報告も653回で終わったままです。

高橋 伸介さんの写真
不思議な・・・旨い酒!
高橋 伸介さんの写真
こんなラベルです。お酒がお好きな方は見つけられたら一度ご賞味を。
高橋 伸介さんの写真
※写真、小さくてすみません。フェイスブックでは大きくなります。
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