3月初っぱな、明日から学校一斉休校、日本政府による対コロナウィルス作戦(2週間では収まらないと思うが・・)が実行されます。
で、私にとって出来ること?それはウィルスに負けない基礎体力を付けるため、対コロナ、トランペットリハビリ作戦(^-^)
現職時代なら噴飯ものですねm(__)m
楠葉の大忠楽器さんで西村明先生によるトランペット1回だけの特別レッスン。
1回60分ですので、途中、バックのトランペットによる模範演奏。素晴らしい演奏を目の前で聴かせて頂きました。
原則、昨年10月より音楽部門は撤退済みですので1回だけですm(__)m・・・かなぁ~
先生の前でプラ製の黒いトランペットでは気が引けるので、ここは礼儀を重んじ大忠楽器に長期在庫であった金色に輝くスチューデントモデルを買いました(*_*)
本来ならヤマハYTR-6310ZSを使用するところですが後に述べる理由で動態保存に決定済みです。
今回導入したスチューデントモデル(初心者用)は12年前まで販売されていたヤマハYTR2335(現在はYTR-2330)の新品。超格安で譲ってもらったのでそれでレッスンです。
では今回動態保存としてYTR-6310ZSを使用しない理由は二つ。
一つ目は「響け!ユーフォニアム」で高坂麗奈の愛用機種(^o^)で、すでに生産完了品となっていること。
二つ目は、これは後で分かったことなのですがヤマハトランペットの原点モデルの末裔である事が分かったからです。
1963年「ヤマハ」(日本楽器製造)は「ニッカン」(日本管楽器株式会社)と協力関係を深めトランペット製作に乗り出しYTR-1を完成させます。
次にアメリカシルキー社のレナルド・シルキーと技術援助の契約を結び20年にわたりシルキー氏から直接ノウハウを指導されますが、シルキー氏としては自社の高級トランペットとは別にスチューデントモデル(初級者用・普及モデル・吹きやすく音程がしっかりしたモデル)を完成させたかった。
実は当時の技術では楽器ごとのバラツキが大きく試奏してから買うのが常識となっていた。
そこでシルキー色バンバンでありながら吹きやすいヤマハYTR-232を完成させます。
これはその後ヤマハトランペット2000番台となり今でも初級者用として廉価に販売されていますが、その源流はシルキートランペットBシリーズ(柱のないモデル)です。
そして、今度はその上級モデルとしてシルキーB6トランペット(現在820,000円!)をほぼコピーした物がヤマハYTR-636(6000番シリーズの原型)となります。
演奏家のボビー・シューがYTR-636を使い始め、その後、スタイルそのままで改良を重ねYTR 636, 736, 6310, 6310B, 6310Zと発展してきました。
YTR-6310Zは数年前に生産完了となり、その基本デザインはYTR-8310Zボビー・シューモデル(現在285,000円)として引き継がれています。
ということでYTR-6310Zは6000番台最後のモデルとなり、シルキーB6トランペットの面影をもっとも引き継いでいるモデルでもあったわけです。
今でこそヤマハ高級トランペットはゼノシリーズで有名ですが、その源流はシルキーBシリーズトランペットにあったということです。
おまけ:そして今回購入したヤマハYTR-2335(現在売られているのは柱のないYTR-2330)は初級者用ながら柱付きですがシルキー時代のDNAを色濃く残し、あのエリック宮城さんが昔、使いやすい、吹きやすい、音が出しやすい、音程がしっかりしているという理由でYTR-2335をコンサートにも使ったことがわかったので今回たまたま長期在庫されていた古いタイプの2335を安く導入したものですm(__)m
尚、私の音楽活動は昨年10月末で終了していますので非公式活動です(^-^)
ただ、コンクール出場を目指す生徒からは見向きもされな
なぜか?周りが高い物を使っているから。
先生からは空気を腹、胸にためる方法、静かに中低音の音
結局、マウスピースを口から離さず、ドの音を静かに一発
したがって今日は「ド」だけで終わっています。
またハイトーンも驚きました(^-^)