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普通の市民の選挙方法(98.09.16)レジュメ
release1.0
 

少々古く、稚拙ですが当時の思いでした。恥を忍んでアップします。

ガイド:選挙に出た時のことをレジュメにまとめてみました。いずれバージョンアップします。


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選挙・議会・行政・・遠い世界の言葉を身近なものとするために

あなたが市議会議員に立候補するとしたら?それは遠い世界のことでしょうか?
私がやってみた選挙方法をレジュメにしてみました。順番にご覧ください。

では、目的から確認。

● 普通の市民が選挙に出る目的

  • 市民主権の確立
    (議会の半数を市民から、利権政治から市民主権政治へ)
  • 91年湾岸戦争の教訓
    (物事をハッキリさせない事による危うさ)
  • 95年阪神大震災の教訓
    (非常時における行政の脳死状態、ボランティアの発生)

 

さて、誰に訴えればいいか。

● 有権者として対象となる人々

  • いわゆる無党派 政治意識はあるが党派の支持者でない人々
  • やむなく、又は、わからないまま野党(共産党)シンパ
  • なんとなく与党(自民党)シンパ 
  • 政治には関心がないが環境問題などに不安をいだく人々

 

目指す市民派議員とはどんなものか、確認しておこう。

● 市民派議員の資格(ガイドライン)

  • 市民としての行動と発言(市民とは、参照)
  • 党派に属さない(特定のイデオロギーをふりまわさない)
  • 常に市民に向けて発信する
    (お仲間グループや内輪だけで終わらせない)
  • 情報公開を進める
    (民主主義の根幹は市民が正確に情報を理解している事、 正確な情報なくして正しい判断なし)
  • 小さな暴力にも敢然と立ち向かう
    (行政がからむ多くの事件は小さな暴力に曖昧な態度で臨んだ事から始まっている)
  • 明確な表現で意思表示する(曖昧な表現は不信の始まり)
  • 出来る限り異なる立場の人たちとの連携(民主政治の原点)

 

そもそも、市民派とは言うけれど、市民とはなんだ?これも確認。

● 市民とは

自由で平等な個人という自覚に立って、自分の頭で考え、自分の足で行動することを通じて、地域や国、さらには世界に関わっていこうとする人々

そういう市民の自発的な運動=市民運動

 

上を踏まえて、日々の課題をチェック。

● 日常活動のしかた

  • 市民に対して報告、報告、報告の姿勢(市民が主権者である)
    自分の考え1割、報告9割で街頭、駅頭にてライブ通信する

 

  • 週、数回は市民の前に立つ(フェイスtoフェイスが基本)

    市民がその人の顔を見、姿を見、声を聞くことが話の内容をうわまわる 理より感

 

  • 徹底した情報公開(市民が正確な判断を下すには正確な情報が必要)

情報公開は基本中の基本、オンブズパーソンの活動紹介 オンブズのイメージは重要 

裏取引をしない、不正の追求、透明性、正義など今の日本に最も不足しているもの 

 

  • 市民にとって選挙だからと特別な活動は不可能であるため、その人に合った日々の活動を重視(選挙の日常化)

くずはの場合、週に数回、朝1時間ほど、7時から8時ごろまでのピーク時に駅頭に立つ

 

  • 1、234、により市民に議員としてのあるべき姿を常に示す(市民に新しい認識を持ってもらう)

 

         やはり主体である市民自らも変らなければならない

 

これも大切、過去のデータ分析。

● 過去の選挙分析

1.東京都議選挙  970706  (新党ブーム議員の敗北、都市部における無党派の行動)

2.宮城県知事選  971126  (地方における非組織型の勝利) 

3.参議院選挙  980712  (全国的な無党派市民の批判行動) 

上記三つの選挙より無党派市民の方向性をつかむ

 

結局、こういうことかな。

● 分析結果ひと口結論

 今の政治に対して
  • 市民に対する報告皆無

    あんたら4年間高給もろてなにしてはりましたん?(京都弁)

 

  • 相乗り選挙は選挙の談合

    談合はルール違反、もうゆるせん

  • 批判が選挙に実体化

    民主党に対して信頼してへんけど一度だけチャンスをあげる

特に注目は3の参議院選挙比例区枚方市(投票率61.63%)

  民主党 47,774
公 明 33,474
共 産 31,820
自 民 30,193
自 由 15,712
社 民 13,766
その他8党 13,248
185,987
     

なぜ民主党に票が集まったか

共産党は所詮官僚制による官僚制批判でしかない 政治の主体は一人一人の自立した市民である

民主党には少しその匂いがする (特に管氏個人のイメージ98.7現在)その後、愛人問題あり

 

さて、目標を決めよう。

● 市民派議員行動チェック表

  • 最低、週一度は市民の前に(街頭
、駅頭に出る)
  • 法的に議員職との兼業は認められているが市民派議員は議員職に専念してほしい
  • 収入支出の公開
  • 名誉職という認識は捨て、実職と心得る
    (えらそうにしてないか)
  • 三ヶ月に一度は一般市民対象の市政報告をする
  • 二ヶ月に一度はミニコミ紙の発行
  • ミニコミ紙(通信紙)発行部数は選挙での得票数の最低三分の一
  • インターネットでの情報発信

 

具体的にはこんなカンジでやってみました。

● 選挙期間中の活動方法

  • 市民が意外に思う活動、おもしろいと思う活動を心がける(おもしろいが一番)

  • 宣伝カーは使わず、お年よりがよく使うらくらくウォーカーを使用(地域内をローラー展開)   

  • 駅前に来る候補者を片っ端に質問攻めにする(普通の市民は候補者や議員と話をする機会がない)

 

※ 結果として99年日本初、「完全一人選挙」を達成。実質選挙費用は178750円で終了。同一地域から市民派ダブル当選となった。

※ 2002年3月、ホームページに「私の行動指針・スターウォーズ風」をアップしました。あわせてご参照ください。


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