「ざっくばらん談話室」などに書いたことをまとめました。初公開画像もあり。案外多い♂のトラブル。

詳細は「ざっくばらん談話室」 2008年4月2日の項を参照して下さい。


全経過

つい、忙しさにかまけて。orz

尿切れの悪さ(5年程前から)頻尿気味(1年程前から)を放置してたら血尿が出た(08年2月中旬)。まだ軽く考えてたら「膀胱ガンってこともある」と言われ、急いで枚方市民病院へ。一般的な検査+エコー検査・CTスキャン・尿道からファイバースコープ等の結果、前立腺に「腫瘍のようなもの」が見つかる。手術前検査の時点では「前立腺癌の疑い」。08年3月19日に経尿道的前立腺切除術(膀胱鏡手術器を尿道より挿入し、尿道の閉塞原因の前立腺肥大症を電気メスで削る)を受ける。結果的に今回は悪性じゃなくて良性腫瘍前立腺肥大だった。

★前立腺肥大は投薬や注射で治療することもあるので肥大イコール手術という訳ではありません。50歳代の男性の約半数が肥大傾向で、日常生活に問題がなければ特に治療は必要ないといいます。ただし私のように血尿となると他の病気の可能性も出てくるのでぜひ受診を!

これから手術・・・どよーん。 生還したぞ!手術室から戻った直後。 寝たまま自分で自分の顔を撮ってみたり(まだ起きれない)。


ハイテク手術。ハロー、尿道。

正直、すごい世界です。

 

手術前は大いに緊張したものの、実際始まってみると暖かい部屋で音楽を聞きつつモニタを見ながらの手術。なんてハイテク。メスも使わず全身麻酔じゃないので意識はあるが痛みは全くナシ。その上このモニタ映像はDVDでお土産にもらえるし・・・なんだかSM。ちがったSF。

 

半円形の電気メスが尿道から入り、前立腺の肥大した部分をさくさくと削っております。 ゴムホースのようですが尿道内。20分程度の施術で5グラム摘出しました。 起きれるようになって洗面所で自分をパチリ。一種の確認作業なんでしょうか。

 


手術後の感じなど

出口方面がちょっと・・・

術後初めての自力排尿の時には、痛みと共におしっこに混ざっていろいろとグロいものがどばっと出て気を失いかけましたが、初おしっこはそんなもんなんだそうです。

その後は徐々に楽になりましたが、退院後もひと月以上、排尿の度に出口に痛み〜熱感があってつらかった。下の画像は術後40日も経ってからオシッコと共に出てきたグロいもの。こういうサプライズもあるということです。

   
グロくてすいません。実際は10ミリ角。    

 

 


この方面グッズのかずかず。

ブルーな日々を支えたアイテム。

術後は出血があるのでパッドを使います。パンツはパッドがずれないようフィットするタイプの一般品。近ごろは尿漏れパッドはどこでも買えますが、入院するならば病院の売店が適当なものが必要量だけ揃うので便利ですよ。

男性用の尿もれ用パッド。トランクスはペケなんですよ。ズレちゃうからね。 スロバキア製!なんでやろ。

フィット感あふれるパンツも購入!あんまし、うれしないけど・・・

 


最後に、お金のはなし。

↓入院までに必要だった医療費。
初診料、診察、検査、手術前検査、国保で19090円

↓入院、手術に必要だった医療費。
入院料等69480円、医学管理等3050円、検査11770円、投薬1940円、注射3900円、手術185730円、麻酔18570円、計294440円。国保の3割負担で支払額は88332円

↓それに加えて保険外の支払い。
保険適用外の食事標準負担2340円と特別室4日分の61160円が加算されて、総支払額は151830円(四捨五入)。

★今回は数日の入院なので、バスシャワーとウォシュレットが付いた保険適用外の特別室(特別療養環境室)を奮発しました。特別療養環境室は枚方市民病院に3室あり、1日の費用15290円税込み(枚方市外の方は19880円)。
一般的な個室はバス、トイレがなく、1日の費用5100円(枚方市外の方は6630円)。尚、個室のテレビはカード方式ですが、特別室のテレビは見放題でビデオ再生機つき。

 

特別室はこんな感じ。 病院食はこんな感じ。 退院おめでとう!>自分。自宅にて。