以前、「バンキシャ!」というニュース番組で「意外とインバウンド効果は小さく、マイナス分は国内でまかなえる」という趣旨の報道がありました。
そうなのか??と、ズ~~と引っかかっていましたのでこの際書いておこう。
写真1は6月14日の番組でのグラフ。
2019年の観光庁のデータをグラフにされています。
皆さんはどのように感じられますか?
私はここ数年の報道、そして京都や大阪の様子を見ていますのでインバウンドはすでに半分ぐらいか・・・
と思っていただけに目から鱗が落ちる思いでした。
「ファクトフルネス」(FACTFULNESS:とは、「データを基に世界を正しく見る習慣」)を読んだ後だけに勉強になります。
写真2は2017年の観光庁のグラフ。
このグラフではグレー部分の表記があり「日本人海外旅行(国内分)」と記載されています。
これは海外旅行の準備等に要する費用。キャリーバッグや洋服を買ったり、パスポート等ですね。
番組では有名経営者の方が、
「コロナ禍は当分続く、気軽に外国から来られることも、外国へ行くことも当分先。
日本人観光客が外国で落とす分のお金(グラフには記載はない)を国内旅行で落としていただければ収支はトントン!
今以上に国内旅行に注力し頑張る!」(発言要旨)というような発言をされていましたが、まさに経営者の鏡ですね。
成功を祈らずにおられませんでした(^-^)
マスコミも政権批判にバイアスをかけた報道より、データに基づく報道を増やして欲しいですね。
データに基づき頑張ろう!
写真1:6月14日の番組でのグラフ。2019年の観光 庁のデータをグラフに
写真2:2017年の観光庁のグラフ。