来年の選挙を控え、今も会う方々から「来年選挙に出てくださいよ」というお話をいただきます。
既に3年8ヶ月になりますが、ありがたいことです。が、現時点で99.9%ありません。
来年選挙に出る候補者なら、①子育て関連で頑張っています。②介護問題等を真剣に対応します。③街の各課題解消に向けて活力みなぎる街へ全力云々。④少子高齢化・人口減少を見据えて云々。⑤議員や公務員の給与・報酬を削減します云々。⑥未来に云々、等々、有権者の様々な心理を見据えて興味を引く話題をFBでもピックアップしています。
ピックアップして活動し、首尾よく選挙に当選しても、行政や議会がそのように動くかどうかは別。本当に必要なのは人間力だからです。
残念ながら、まだ「選挙」では、外見アピールが主であって人間力まで見抜くことは出来ません。
ですから事の本質はどうであれ、候補者は間違っても私のように芸妓とのツーショットや楽器を振り回す姿やお酒を呑んでいるところ、タバコを擁護するような事をアップしたりリンクしたりはしません。決して・・・()v
私は片山善博(前鳥取県知事・元総務大臣)氏の地方政治の進め方を鑑(かがみ)としてきました。この事は現職を辞めた今でも変わりません。
そして2000年の自治法改正後、様々な首長や職員、多くのヒントを含んだ書籍も誕生してきました。
改革を目指される方にとってはとてもイイ時代です(^-^)
特に現職時代では樋渡啓祐市長の誕生は目から鱗が落ちるほどの感動でした。
ここでは少し古くなりましたが「首長パンチ」の紹介にとどめます(^-^)
後2冊、谷口博文さんの「政策イノベーション」と、今村寛さんの「自治体の台所事情“財政が厳しい”ってどういうこと?」。
自治体運営の基礎基本を新しい視点での参考となります。
そして今、ニヤニヤしながら読んでいるのが木下斉さんの「地元がヤバい・・・と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」です。
具体の話は居酒屋で、として基本は、基礎ロジックは頭にたたき込んだ上でフィジカルに動くと言うことです。
もっと早い話、多くの失敗の上に成功があるという事で、失敗は失敗した人の話をよく聞く事です。
なにか当たり前の話になりましたが、この事が難しい(^-^)
世間では失敗した人を排除しようとするベクトルが働きますのでね。
この4冊の紹介をささやかながらのクリスマスプレゼントとしておきます(^-^)
次回の選挙ではレンジの広い議員が多数生まれることを願っています。