今日は立秋、心持ち風の温度が低い。ということで久方ぶりに雑談の園を。
雑談の園11 「文法の大切さ」
一見、痛快、大胆、無茶(^-^)にも見える樋渡啓祐さんの行動について、ご自身のFBで次のように述べられています。
「頭の中に、政策をイノベート(刷新する・革新する)するための文法というかOS(オペレーションシステム)が入っていたからね。
地方自治法改正法、指定管理者制度などが文言ではなくデザインとして(頭に)入っている。
公務員、首長を経験した20年があればこそ。
そういう意味では僕は四角四面の実務家(笑)。
文法を知らずして、政策を創りあげるのは、経験上、危ない。
この本は我が国で書かれた最初のテキストではないだろうか。
なぜ、地方創生系の起業があまり上手く行かないのか。
それは、重ねて言って恐縮だけど、結果として文法を踏み外しているから。」
(以上、抜粋しています)
で、樋渡さんが推薦されていた図書が「政策イノベーション」 谷口博文著1296円。
改革・刷新の文法テキストです。
思えば国主導の行革とは別に、20数年前に行政の不祥事から端を発した世論による「行政改革」→「財政改革」→「行財政改革」→「議会改革」→「議会基本条例」や「道州制論議」の流れの中で、1999年(2000年施行)の分権自立を旨とした地方自治法改正により、自治体、議会は国の呪縛から法的に相当分野で解放されたものの、依然として多くの自治体と議会は、すでに無くなった鳥かごから羽ばたいていない状況が続いています。
それは「国から下へ」の機関委任事務時代から続いていた「指示待ち」から、「自ら進む」文法が確立されていなかった為でもあります。
その文法テキストがわかりやすく紹介されているのが写真の本です。関係者の皆さんには是非ご一読を。
次に、以前紹介した「未来の年表」が続編まで出ていますが、京都駅地下にある書店のランキング表を見ても依然として多くの方が買い求められております。
国立社会保障・人口問題研究所が国勢調査に基づき平成24年1月推計で「日本の将来推計人口」が発表されてから、一気に人口減少・少子高齢化問題がクローズアップされました。
これ以降、将来推計人口を基にした書籍が相次いでいます。特に「未来の年表」は市民にもわかりやすい内容になっています。
居酒屋談義(^-^)でも、良く出てくる話題ですのでこの本もご一読を。
本日はこの程度にて散会しますm(__)m
モールで「うめ」のかき氷。身体にしみます。
「未来の年表」は市民の方にも。
数日前、絶品「とちおとめいちご」をいただきましたが、
火照った身体にしみます。