「雑談の園」7は、いよいよ文字にするのが最も危険なタバコの話のさわりだけ。
セミナー休憩中、議員さん達との雑談ですのでお許しを。再度申しますが「雑談」です(^-^)
喫煙者が絶滅危惧種となったとはいえ、国家が大株主であるタバコ。地方税としても少なくないタバコ税の件もありますので喫煙、非喫煙を問わず楽しく雑談タイム。
皆さん養老孟司さんという解剖学のオーソリティーはご存じですね。
この方が週刊朝日(2015年)でこんな対談をされていました。
「林:ところで先生、さっきからたばこをスパスパお吸いですけど、それはこれまでたくさんのご遺体を解剖された結果、たばこを吸っても吸わなくても人間の肺には関係ないことがわかったからですか。
養老:僕が解剖した人、みんな真っ黒だったもん。じいさんもばあさんも。肺が黒くなるのは、消化できないゴミが入って、細胞が食ってためてるからなんです。
林:たばこを吸おうと吸うまいと……。
養老:大差ない。
林:先生が言うと説得力がありますよ。
養老:というか、肺がんに関してはそういう話になってるんです。ここ10年間、喫煙率はきれいに下がってるのに、肺がんの患者数はきれいに上がってる。そのグラフを二つ並べて、「肺がんの原因は禁煙だ」と言ってるんです(笑)。
林:検診や早期発見が大事だといわれる一方で、検診も人間ドックも無駄だという人もいるし、何が正しいのかまったくわからないです。
養老:でしょ。みんなそういうことに正しい答えがあるんだと思ってるけど、そんなものありゃしませんよ。
林:先生、頭のいい人と悪い人というのも、解剖して脳を見たときにわかりますか? 頭のいい人は脳のヒダもきれいだとか(笑)。
養老:そんなものわかりませんよ(笑)。コンピューターの写真撮っても、性能がわからないのと同じです。
林:それにしても先生、なんだか、若返られたみたい。箱根の空気のせいですかね。
養老:鬱陶しいことがあると老け込みますからね。
林:東大の教授をされていたころはつらかったですか。
養老:大変だった。さっきの話じゃありませんが、毎日やることが同じだと、具合が悪くなっちゃいますね。僕の場合は現場だったから、ずっとましでしたけど。
※週刊朝日 2015年11月20日号より抜粋」
私がある飲み会で研究者の方と話したことが忘れられません。その方は黒い肺の細胞を調べたところアスファルト(道路?)や合成ゴム(タイヤ?)の粉塵とおぼしきものを検出されました。
私が「その筋の学会とかに報告されたのですか」と尋ねたところ、「やめてくださいよ、そんな事すれば左遷ですよ」とのことでした。
そのような雑談をしている内に休憩時間は終わるわけですが、最後に喫煙される方のために「愛煙家通信」(^-^)というホームページを紹介して雑談を終えますm(__)m
もちろん、公選職(選挙)の方はタバコ問題について決して触れないよう、「見ざる言わざる聞かざる」でござる。と申します。
それと、何でもそうですが飲み過ぎ吸い過ぎはイケませんよ。
との忠告も忘れませんm(__)m
これで私の評判も確実に下がりますので「雑談の園」は当分お休みします。