代表質問

私の業界関係者(^-^)と話をしていますと、選挙や政治、議会のコメントは為になる、面白いとのことなので議員セミナーでの「雑談部分」を何回かピックアップしておきます。内容そのものは有料ですのでね(^-^)

因みに「のぼりと立札看板」(2月22日)は1、「スーパー自治会長」(2月23日)は2、「議員がNPO代表」(2月26日)を3としますので今回の「各派代表質問」は4とします。

現職議員からセミナー講師を3年させていただいて、毎回深く感じる事があります。

地方議員も首長も目的は同じ、「地域社会の発展と住民福祉の向上」という2点のみですが、「100の議会があれば100の議会運営があり、100人の議員が居られれば100人の正義がある」と言うことを再認識させられることです。

私の講師としての任務は議会の重要性をしっかりと認識していただくこと、そして議会運営の効率化とそれぞれの正義を実現化していくお手伝いです。

ある市議会の研修にお呼びいただいたとき、各派代表質問をなくし、個別質問(一般質問)に切り替えられている議会でした。

目から鱗でしたね。講師が知らなんだm(__)m

市民の方はご存じない方が多いと思いますが、2月下旬から3月にかけて行われている議会を略して「3月議会」と呼びます。今は3月議会の最中です。

市長(首長)がこれから1年間の「市政運営方針表明(施政方針)」を行い、その事に対して議会の各会派が「代表質問」を行うものです。

3月議会に代表質問と一般質問を併用されている議会があることは以前から認識しておりました。

しかし、代表質問をなくすことは想定外でした。

代表質問をなくされた議会は正副議長を除いて、毎回、議員全員が一般質問をされています。

市長(首長)が行う「市政運営方針表明(施政方針)」は、重要施策を中心にほとんどの主要施策を網羅することが多く、一つ一つが大まかです。故に代表質問も大まかな質問が多くなりがちです。

個々の議員さんはそれぞれ得意分野があり、施策については深掘りもされています。

したがって大まかになりがちな代表質問に対して、一般質問をプラスする議会が出てきています。

また、一般質問をプラスすることは代表質問が出来ない無会派議員の質問権保障にもなります。

異論はあると思いますが、市長(首長)から「市政運営方針表明(施政方針)」をお受けしても議員全員が常に一般質問をしているならば、臨時議会も議会の意思で開けることから改まった代表質問は不要との判断ですね。

私が所属していた枚方市議会も正副議長を除いてほぼ全員が一般質問をされていましたので、この方法は参考となるように思います。

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