雨の日曜日、「戦争にチャンスを与えよ」という新書を読みました。
著者は「中国4.0」で有名な戦略家のエドワード・ルトワック氏。
日本で育った人間には生理的に受け入れられない内容ではないかと思うところもありますが、現実世界を生き抜く上で必要な認識を提供しています。
特に戦略的に物事を考える場合、現実ではParadoxical Logic(逆説的論理)が常に働くということを教えてくれます。
また、「戦争」という行為を極力避けるための「同盟」を最重要視されていることからも単なる好戦的な書ではありません。
古典であるクラウゼヴィッツの「戦争論」をより深く理解することも出来ます。
政治、選挙に携わる方の必読書と思いました。