最近、政治の質が低下しているように思えてなりません。
政治に携わるもの同士の対話が不足しているのではないかと思います。
幅広い知識と相手に対する好奇心や思いやりがないと対話そのものが不安に感じるのかもしれません。
相手をヒステリックに罵詈雑言を用いて批判したり、ご自分の主張は一歩も譲らん!的な人がやけに目に付くように感じます。
もちろん、冷静に見れば目立った資産をお持ちにならない方でも、物質的に豊かになった日本で、良い人生を穏やかに送っておられる方も少なからずおられます。
人間の本性として、お金の才能があるものが頑張り続け、普通の人がそれなりの努力では、戦後71年もすれば必然的に格差は拡大します。
たぶんトマ・ピケティさんを持ち出すまでもなく、先進国共通なのでしょう。
本来、ここで政治の力(制度改革と教育)で程よい分配がされていれば矛盾の激化は緩和されるところですが、残念ながらそうはなっていません。
そのことが「怒りのポピュリズム」の根底にあるように思います。
私の政治姿勢は理性が基本の議会制民主主義の徹底にありました。しかし、歴史が証明しているように理性は苛立ちや怒りに弱いものです。
今、地方自治の神様である前鳥取県知事の片山善博さんを懐かしく思うのは、私自身がポピュリズムに対する解決策を見いだせていないからなのかも知れません。
日本の資本主義とは、日本の自由主義とは、日本の議会制民主主義とは、を青臭く執拗に問いながら、日本が益々発展進化を遂げていくよう希望は捨てずに頑張ります。
私にとって「地方自治の神様」(^-^)
2002年、様々な困難を乗り越えて当時の片山知事と直接対面。
議会事務局にも苦労していただきました。心から感謝です。
議会事務局にも苦労していただきました。心から感謝です。
昨年(2015年1月28日)、副議長をさせていただい たとき、「河北市議会議員合同研修会」の講師に片山さん をお招きすることを鷲見議長にお願いしました。
議長は快く了承していただきました。
議長は快く了承していただきました。
限られた予算の中、議会事務局の尽力のおかげで実現しま