河北新聞社に対する対応・3

追記:2013年3月末


「高橋さん、河北新聞に載っていたのは3人の事か?」

 親しくさせていただいている他会派のOBの方がふらりと新聞を持って控え室をのぞかれた。

 枚方に関する河北新聞の内容は、私から見て偏ったニュースソースしか無いせいか、予断や偏見などが目立ち、かつ誤報も多い。だから私は日頃は読まないようにしています。

 そこで、我々かもしれない問題の記事をあらためて見せていただいた。この記事が、もし、我々(私、池上議員、伏見議員)のことなら「新聞」以前のミス連発(作為的か)の代物でした。よって、我々の事でないならば記事の真偽は私にはわかりません。


 平成25年3月15日発行の河北新聞3ページの小さい見出し、「枚方 議員報酬の供託のインチキ あの金はどこへ行ったのか」・・・私はテッキリ選挙対策で供託でもした人のことかいなと思ってしまいましたが・・・

 記事の冒頭を抜粋してみますと、・・・「過去に「議員報酬が高すぎる」と報酬の一部を「返還する」として、「供託」していた古参議員が未だに健在で市政に君臨しているのには唖然とするばかりだ。」云々とある。

 ということは今期に当選して裁判もせず供託している人ではない。現職で過去に供託した他の議員の記憶はないので、我々3人のことかと思う。

とすると、我々3人は「議員報酬が高すぎる」として供託をしたことは過去に一度もありません。・・・ので、トンチンカンな内容に「唖然」とする記事です。

 我々3人の供託は、議員の期末手当の20%加算が自治法違反の疑いがあるとして、報酬ではなく期末手当の20%分の供託をやむなくしたまでです。したがって報酬が高すぎるなどとして供託した事実はありません。

 また、同時にそのことで我々3人は「補助参加人」として、やむなく市民オンブズマンの民事裁判に入ったためで、最高裁まで争ったものの上告棄却と言うことで不本意ながら違法性はないとの裁判結果となったものです。

 したがって、我々の供託の意味を失ったので解除しています。そのまま法務局に供託する理由が無くなったということです。ちゃんと取材していれば、当時の議員さんも職員さんもご存じのはずだが・・・

 このことについては、トップページのデータバンク1「議員期末手当20%加算関連・・・」(2006年6月2日)として詳細を公開しているし、当時(2005年から2007年)の報告日記にも逐次報告している。

(・・・記事が我々のことなら、こんな簡単な調べもせずに記事を書いている。驚きというより恐ろしい。)

 記事が我々のことなら新聞発行人として、少し調べれば分かることなのだが、何か意図的なものがあるのかもしれません。

 誰から吹聴されて失笑ものの記事(もし我々のことなら)となったのか知りませんが、まあ、我々の名前が入っておれば即座に名誉毀損と損害賠償を請求するところです。


参考までに、この手の最近の裁判記事から

20130323朝日新聞記事

辻元議員を批判記事 賠償命令

 「根拠のない話をもとに批判記事を書かれた」として産経新聞社と執筆した記者に3300万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地検は22日、80万円を支払うよう同社に命じた。

 斎藤清文裁判長は「辻元氏らへの取材を一切せず、真実と認められない内容の記事を掲載した」などと述べ、名誉毀損による賠償責任を認めた。



 河北新聞の記事では、現在、供託されている方の事も書いてあるようだが、私は、仮に潤沢な年金・資産・支援団体等のある議員が、裁判もしないでの供託行為こそ様々な問題があると思うが。・・・いかが?

・・・百もご承知のことと思うが法務局は単に貯金するところではないので。

 まあ、仮に我々3人の記事ならば、河北新聞の記事は、記事のとっかかりだけを見てもこのような事実に反することなので、後の記事も想像していただきたいと思う。アレコレ指摘する時間がもったいない。お粗末すぎる。

この誤った記事が我々のことなら謝罪があってしかるべきで、新聞発行者としての良識を期待したい。この新聞記事は今後のために保存しておきます。


春は何かと珍事が多いように思ふ。


もう一つ、ついでに

 同じ日付の1面に、鍜治谷議員の記事が写真付きで掲載されていました。

 この記事についても河北新聞は間違った人の話をチェックも入れずそのまま記事にしたようで、「主催者」を間違えるなど、致命的な記載により、市から抗議(申し入れ)を受けたようだ。
聞いて書くだけなら中学生でも出来ると思うが・・・

 大きく書いて小さく訂正!!・・・ここのところは大手新聞を見習って淡々と事実のみ訂正するはず。

 まあ、こちらも大人の対応が社会の潤滑油とするが、新聞社というなら、せめて最低限の調査を期待したいところです。

 全てがこのような有様であったとするなら、他市の市長の件もこの程度の内容と思われても仕方がないような気がします。

故に、まずは私のように読まないことです。


・・・・また、「追記」にて続けるか・・・・