高橋しんすけ議員報告 HOMEデータバンク2000年度6月本会議質疑と答弁

2000年度6月本会議質疑と答弁 2000.6.26

 

ガイド:本会議初頭の行政からの報告に対して、事前の通告なしにその場でされる質疑です。


1回目の質疑 2回目の質疑
公用車について 外郭団体
職員給料・職員手当てについて



○津上敏広議長
 これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
 質疑はありませんか。高橋議員


○高橋伸介議員

公用車について  →西川 肇生活部長の回答へ

  ただいま一括計上されています報告第6号につきまして、若干の質問をいたします。
 議案書54ページ、中科目協会管理費のうち、小科目燃料費ガソリン代として1万2,000円を予算額として計上されています。わずかなことですので重箱の隅をつつくようなことかもしれませんが、何か体質のようなものを感じますので、あえて質問します。
 年額1万2,000円と言えば月1,000円です。言い換えれば月に1,000円程度の走行しか予定がないということなんです。古いバンが1台あるとお聞きしていますので、リッター当たり10キロ走行、1リットル約100円として計算しますと年間約120リットル、1,200キロ走行ということになります。ところが、この車の維持費として小科目をみていただきますと、この修繕量とか、この連絡用自動車点検修理、車両強制賠償保険、任意保険、自動車税、自動車重量税などが予算計上されております。これ、車をお持ちの方ならばおわかりになると思いますが、結構維持費用がかかります。車をこのようにガソリン1万2,000円分のためにどれほどのコストをかけようというのですか。今も車が古く、寿命が来たならば廃車にする予定と聞いております。理由はいろいろあるかと思います。古いものでも今あるものはなかなか捨てることは難しいものです。今様にいいますと、既得権の放棄は容易ではないということでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。この車をすぐに捨てますか。それとも市民の税金をつぎ込んででも寿命を維持されますか、お答えください。  back
 

職員給料・職員手当てについて  →井戸晴彦市長公室長回答へ

 そして、2点目といたしまして、この市の一般会計は、大幅な赤字ということで厳しい行財政改革が進められています。ところが同じく53ページですね、この職員給料、職員手当ですね、この予算として9,200万円、職員共済費を含むと1億円を超える人件費が計上されています。協会運営のための市派遣正職員9名、非常勤2名分であり、さらに何名かのプロパー職員が雇用されています。事業内容からして、これだけの陣容が必要なのかどうか。
 例えば52ページの中科目相談業務費、小科目報償金の予算額として約1,200万円の相談報償金について質問いたします。事務概要等で調査しましたところ、相談員として13名、内訳はアドバイザー5名、電話カウンセラー5名、心と体のカウンセラー1名、面談カウンセラー2名となっています。時給は、午前、午後は2,300円、夜2,400円ということです。相談員13名のうち有資格者は2名とのことです。本1回の市民相談室では時給1,900円でございます。他市では1,000円前後が相場だと聞いております。また、相談件数は内容によりまして大変開きのある内容となっています。私は、時給が単純に高すぎるとか横並びがいいとは全く思いませんが、費用対効果を考えたとき、他紙と比較して高額な支払いをする根拠は何なんでしょう。
 昨年、池上議員からも指摘をされたと思いますが、この機会に、今後、女性施策について、どのような方向性をお持ちなのか、具体的にお示しください。
 以上、2点、よろしくお願いいたします。
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○西川 肇生活部長

 ただいま枚方市勤労者福祉協会の車両の維持管理の件で御質問いただきましたので、お答えを申し上げます。
 当協会の保有する車両は、平成5年に購入いたしました普通車のライトバン1台でございます。確かに利用頻度は少ないということもご指摘のとおりでございます。主に緊急の連絡、あるいは協会のいろんな発行冊子等の配布等々に利用しておるわけですが、実際の走行距離というのは少ない、こういうことでご指摘をいただいたところでございます。今後、車の買い替え時等の機会に見直すことも含めまして、検討してまいりたいと、このように考えておりますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。

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○井戸晴彦市長公室長
 

 女性施策に関する委託事業について、お答えいたします。
 前年度まで開催をいたしておりました女と男の枚方フォーラムも10回目を迎えました。
 今年度は男女共同参画推進事業の楽しくグループワークに改めまして、さまざまな市民へのつながりを広げていくところでございます。
 また、各種相談業務におきましても、市民のニーズに合わせまして一部整理ををいたし、質的な転換を行ってまいりました。今後も議員御指摘の点につきましては、より一層の改善策を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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○高橋伸介議員

 ただいま自動車の件でございますが、まだまだ私は精査不十分ではないかと思います。この問題はメセナだけに限ったことではございません。全庁挙げての取り組みが必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。
  また、女佐施策の委託事業についても、ひとつその方向でよろしくお願いいたします。
  上程されております報告第3号から8号まで、各公社、事業団、協会への市派遣職員の総 数、またその人件費、費用対効果、その他外郭団体についてとかお聞きしたいことは次から 次に出てまいりますが、外郭団体は、今後大きな問題になっていくと思いますが、市長は今後どのようにしていこうというおっもりなのかを最後にお聞きいたします。

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○中司 宏市長

 ただいま高橋議員から外郭団体の運営につきまして御質問をいただきました。
 外郭団体につきましては、その設立趣旨に沿いまして、効率的な運営がなされるように努 めているところでございますが、ただいま御指摘がありましたような、精査が不十分であると言われるような御指摘の点につきまして、やはりそうした点も見受けられるというふうに認識をしております。
 今後は、外郭団体の本来の利点を生かしながら、さらにより効率的な運営がなされますように努める所存でございますが、この4月にも担当助投、また担当の理事、そして各部長、それぞれの外郭団体の実務責任者を交えまして、こうした点につきましても十分に意見交換をしているところでございます。
 そうしたことを踏まえまして、今後、財政再建を達或するという上でも、経営の確立に向けた点検をしてまいりたい、この件につさましては真剣に取り組んでまいりたいと思っておりますので、どうか今後ともより適正、効率的な運営ができるように努力してまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

 


○津上敏広議長

 これをもって質疑を終結します。
 以上をもって、報告第3号から報告第9号までの聴取を終結します。


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