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中司宏市長答弁の引用集 平成13年第2回定例会(6月) 枚方市議会会議録より


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なお、市議会会議録は、図書館・市役所の行政資料コーナー・情報公開コーナーで閲覧できます。


第2日 6月22日
大槻哲也議員の質問に対する答弁
人事評価制度について
229p


大槻議員の御質問にお答えさせていただきます。
地方分権時代を担うにふさわしい自治体の確立に向けては、一つは、トップとしての私自身の自己研さん、実行力は不可欠であると肝に銘じておりますし、あわせて職員の意識の在り方や能力、やる気が大きく左右するものというふうに考えております。

昇任試験を初めといたしまして、有能な人材の育成に向けて、御指摘のように、競争原理また信賞必罰の考え方のもとに、人事制度を確立してまいりたいというふうに考えておりまして、そのことは、ただいま助役が答えさせていただきましたとおりでございますが、例えば、この夏の一時金から試行的にではありますが、部長級の評価を手当に反映をさしていくということにしておりまして、さらに管理職全体への本格実施に向けまして、検討を加えていきたいというふうに考えております。

こうしたことは民間では当たり前のことであるというふうに思いますが、役所では、これまで、一生懸命やっても報われない、あるいは逆にサボっていても問われない、評価されない、むしろ評価するということはいかがなものかというようなぬるま湯的な体質があったのは否めません。そのために抵抗は強いわけでありますが、今後、私はそうではないと、そうした評価の中で、活性化や働きがいや生きがいづくりにつながってくると。こうした工夫を加える中で、庁内でのそうした庁風を培っていく、そこに、また他にない魅力のある枚方を作っていくことができるというふうに考えておりますので、今後ともよろしく御指導いただきますようにお願いをしたいと思います。


第2日 6月22日
西田政充議員の質問に対する答弁
(外大)本部棟の活用について
257p


次に、火葬場の周辺整備に関しての本部棟の活用方策について、御提言をいただきましたことに対しまして、お答えをさせていただきます。

政府は、昨日、日本経済の構造改革に取り組むとの基本方針を明らかにしましたが、それによりますと、今後二、三年を日本経済の集中整理期間、2004年以降を躍動の10年間と位置付けております。こういった状況が展開しますと、失業問題への対応あるいは産業構造の転換に伴う労働力のスムーズな移動といった課題が極めて重要になってまいります。

自治体におきましても、御指摘のように、一人一人の市民の皆さんが生涯学習の中で自らの技能、能力の開発に取り組まれることを支援することが重要になると思われます。また、そうした取組は、勤労世代市民の確保につながり、安定した税収や地域活力の創出につながることも期待できますので、御提言の趣旨を生かした本部棟の活用も展望しながら、今後の施策の在り方を検討しますので、よろしくお願いいたします。


第2日 6月22日
高橋伸介議員の質問に対する答弁
中司市長の公務スケジュールについて
266p


高橋議員の御質問にお答えをさせていただきます。
小泉内閣のメールマガジン創刊号の総理のメッセージ、「24時間すべて公人、何が起こってもすぐに対応できなければならないと思います。危機管理の面からもそれは大切です。私は24時間精いっぱいのことをやっていきますよ。」とあります。一国の総理と一市長とでは全く舞台が違いますが、私なりに、立場は違いましても、24時間公人として同じような姿勢でなければならないと、みずからを戒め、常に緊張感を持って臨んでいるところでございます。

これまでから、一党一派に偏らない市民派の市長であるために、いろんな場面で多くの市民の皆さんに接する機会を持って、市政への考え方をお聞きをし、また広報やFMなどを通じて、直接、あるいは間接的に私の思いや行動を説明してきたところでございます。

しかしながら、まだ十分とは言えませんので、今後、ホームページ等の中でより詳細に私の思いや行動を市民の皆さんに伝えていくことができる工夫を検討してまいります。

 

第2日 6月22日
高橋伸介議員の質問に対する答弁
労働組合(職員団体)との関係について
266p


次に、今後の労働組合との関係について、お答えいたします。
まず、労働協約についてですが、過去の労働協約の協約書の見直しにつきましては、現段階では行っておりません。しかし、基本的な考え方については、昨年9月にお答えいたしましたとおり、行財政改革を進めていく中で、労働協約が足かせとなって影響し、市民の感覚と乖離するようなことがあれば、見直しは必要であると考えております。

次に、職員の意識改革についてでありますが、行財政改革、その他の数々の課題の解決に向けて、職員に対しましては事務連絡会議等、さまざまな機会をとらえて、意識改革の必要性を訴えておりますが、まだまだ不十分でありますので、より一層こうした考え方について強く訴えてまいります。

また、労働組合との関係につきまして、これまでの行財政改革の取り組みの中で、職員給与についても一定是正を図ってきておりまして、今後も行財政改革を進める上でのさまざまな課題解決のために、十分に話し合い、理解と協力を求めるべく、より強い決意で臨んでまいりますので、よろしくお願いします。


第3日 6月25日
小野裕行議員の質問に対する答弁
市町村合併について
334p


市町村合併について、お答えいたします。
都市化の進展に伴いまして、市民の生活圏は、行政区域にとらわれることなく変化し、拡大してきておりまして、生活圏と行政区域との間に、数多くの矛盾や課題が生まれてきておりますが、それらを克服するための方法の一つが、自治体の合併や広域的な行政の推進であります。合併による職員配置の効率化は、行政改革にもつながり、また、各市でばらばらである市民サービスの水準の整備されまして、サービスの向上につながるものと考えます。

一方、地方分権の時代にあって、住民に身近な行政については、自己決定、自己責任の理念に基づき、身近な市町村が行うべきでありまして、財政力を含め、自治能力を向上させるということは極めて重要な課題でありまして、その実現のためにも、合併は有効な手段であると考えております。

 

第3日 6月25日
小野裕行議員の質問に対する答弁
火葬場及び周辺整備について
336p


小野議員の2回目の御質問にお答えをさせていただきます。
この事業につきまして、関西外大を買収するために本事業を進めていると思われる構図になっていると御心配をしていただいておりますが、これまで担当部長から御説明申し上げておりますとおり、この構想案をまとめるに当たりましては、地域の要望も踏まえながら、本市にとって長年の課題でありました火葬場の新設は樟葉中宮線の整備を図るとともに、中央図書館など含めまして、21世紀の本市のまちづくりにとりまして、重要な拠点整備を同時に行うものであると確信し、事業を進めているものでございます。

本事業に伴う財源確保につきましても、大胆な発想が必要だという御指摘をいただきました。本市にとりまして、どうしても必要な事業は実施をしていく、しかも、同時に行財政改革を進めていく、こうした2つの命題を両立させるためには、肥大化しがちな行政組織や行政活動を絶えず見直し、小さくても仕事のできる市役所を実現する以外に道はないと考えております。

市役所の本館の売却や退職制度の年齢引き下げなど、議員からの御提案につきましては、今まで以上に踏み込んだ行革が必要との厳しい御指摘と重く受け止めまして、今後、地元の皆さんの御理解を求めて事業を成し遂げることとあわせて、その財源を得るための内部努力に全力を挙げる決意でございますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

 

第3日 6月25日
小野裕行議員の質問に対する答弁
電子自治体シンポジウムパネラー出席について
336p

次に、5月15日に横須賀市で開催されました電子自治体シンポジウムにパネラーとして出席をしました。IT社会における自治体の役割について意見交換を行いました。

先進都市の横須賀市からは、インターネット入札の導入で談合の防止や業者への発注額の削減などの効果が報告されました。本市からは、都市経営という新たな観点から、昨年9月に情報化推進本部を発足させまして、IT化に積極的に取り組んでいることを紹介さしていただきました。

最少の経費で最大の効果を挙げるという点で、ITは大きな可能性を秘めておりまして、厳しい財政状況の中で、市民サービスを向上させ、かつ行政改革を推進する切り札と考えております。そのためには、職員の情報活用能力を高める一方で、倫理の確立にも努めなければなりませんが、シンポジウムを通じて、こうした新しい技術を積極的に取り入れることは、業務の見直しや職員の意識改革につながるものと認識を新たにしたものでございます。


第3日 6月25日
小野裕行議員の質問に対する答弁
市町村合併について
337p

次に、市町村合併についての再度の御質問でございますが、合併の進め方についてですが、大阪府の市町村合併推進要綱において示されました合併パターンとは別に、私も将来的には北河内7市の合併による政令指定都市への移行が必要であるとの考え方を持っております。

しかしながら、合併の実現には、広域連携の積み重ねや、市民レベルの盛り上がりが必要であり、商工会議所を初めとする本市及び近隣諸都市の経済団体などとの連携を強める中で、合併に対する機運を高める必要があると考えております。府の要綱において示された合併パターンにつきましても、具体的な議論の素材を提供するものととらえております。
今後、行政の事務レベルにおいて、北河内地域の将来を展望し、合併や広域的な行政の仕組みなどを研究してまいりますので、よろしくお願いいたします。


第3日 6月25日
堀井勝議員の質問に対する答弁
(火葬場及び周辺設備について)地元への説明について
350p

堀井議員の御質問にお答えをさせていただきます。
地元の声をどのように理解し、対処するのかという御質問でございますが、議員も質問の冒頭で一定認めていただいておりますように、過去半世紀もの間解決できなかった火葬場の建設に真正面から取り組んでいるものでございます。火葬場の建設は、施設の性格上、どうしても必要な事業であるにもかかわらず、それだけ難しい事業でありました。これまで先送りされてきました状況は、繰り返すまでもないと思います。

しかしながら、人口の高齢化が急速に進んでいきますし、現在でも市民の4割しか利用できない施設でありますが、今後、2割、1割となってしまう、大多数の市民が他市の施設で高い利用料を払っていただかなければならないという状況でございますし、加えて、先ほど御質問もありましたように、老朽化のためダイオキシンの問題も考えなければならない問題でございます。

したがいまして、火葬場の整備は急を要する問題でありまして、財政が厳しくても地元の周辺整備を十分に行う中で理解を求めてやり遂げなければならない事業と考えております。

経過の詳細につきましては、これまでに担当からお答えさせていただいているとおりでありまして、確かに場所を絞っていくこと、財政的な負担の問題、地元の同意の問題など、どれをとりましても大変な課題であります。
しかしながら、他市の例をとりましても、おおむね隣接地に移・改築されている状況がございまして、こうした中で、外大の移転計画を機に、地元に対して平成10年10月の段階で地元の声を聞かしていただくべく入らせていただいた経過でございます。

その中で、4自治会のうち2つの自治会が応諾をしていただく、1つの自治会は前向きという状況を踏まえまして、かつ楠葉中宮線など、また中央図書館の整備や本部棟の活用など、市の積年の課題が解決できると、また、防災公園事業の手法を用いることで補助金を含め負担軽減ができる、そうしたことにより、制度や施設を、現にある施設を十分に活用してくことができるという状況の中で、外大ありきということよりも、先ほど助役が申しましたように、外大でなければ不可能ではないかと、こういうような判断があったわけでございます。

しかしながら、1自治会におきまして、厳しい状況は御指摘のとおりでございまして、迷惑施設である性格上、片や同意が必要であり、同意を求め、理解を求めることが必要であるということ、片や地元の声を聞けという、そうした二律背反の、2つの命題を解決していかなければならないわけでございまして、そうした中で、1つは、できるだけ要望を取り入れて、周辺整備をできるだけ行っていくということ。そして、2つ目は、都市計画決定上、同意は必ずしも必要ではありませんが、できる限り理解を求めて努力をしていく、そうした姿勢で臨んでおるところでございますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。


第5日 6月27日
武田俊郎議員の質問に対する答弁
図書館について
413p


武田議員の御質問にお答えをさせていただきます。
まず、図書館につきましては、これまでから、本市の方向性といたしまして、中央図書館の整備が必要であるということで進めてきております。今回、この外大の図書館の取得によりまして、本市の中央図書館が整備できるものというふうに考えています。

また、分室につきましては、分館整備までの過渡的な機能として整備をしてきたものいうふうに受け止めておりますが、今後、図書館の全体のシステムの構築、環境整備の中で、この図書館行政につきましては、在り方について再構築をしていく必要があるというふうに考えてます。その中で、今後、きめ細かな図書館行政を進めていくにおきましては、小学校の学校図書室との連携も含めながら、今後、地域に密着した図書館行政を進めてまいりたいと、こういうふうに考えております。


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